バシャール④

2023年11月22日 05:53

今現在にすべてが存在している リターンズ 2

今現在にすべてが存在している。
ということを覚えておいてください。




今不安なら過去も不安だったし、未来も不安を創る土台を創っています。
良くも悪くも、黒人はいきなり白人になれず、一生黒人だし、白人も一生白人です。
それを、受け止められるか否かで、人生の面白さは変わってきます。
自分の主観ですので、偉そうな感じが無理だな、と思われた方は、見ないほうがいいです。
私達は自分以外の何かになろうとしています。
SNSの弊害もあり、成功者やキラキラしている人をみる機会が多くなったからだと言われています。
自分も、ある人が羨ましくて仕方がありませんでした。
嫉妬で苦しい思いもたくさんしました。
勝ち負けにこだわっていたこともあります。
嫉妬で苦しい思いをして、身体を壊してしまい、奮起して、旅行に行こうと思いたち、旅行に行きました。
かんぽの宿です。
自分はカフェの店員をしていた時期があり、モーニングを食べに来る常連さんがいて、その方がかんぽの宿をかなり押していて、その名残も合って、そこに決めたような気がします。
言葉悪くてすみませんなんですけど、常連さんは社長さんでした。
つまりご高齢です。
自分は社長の娘(独身行かず後家)の年齢よりもっと年下でした。
そうなるとお料理とか、渋めのものだったりして、若い世代のデザイナーズホテル、とは違って、純和風な感じでした。
隣が掃除の道具置き部屋で、掃除の方のおしゃべりがずっとしてるし、笑い声や、ガタガタ道具を出す音、が聞こえてきて、なんだかガッカリで、朝食もアジの開きの定番のご飯で、子供はあまり嬉しくないよね、というもので、揃ったホテルの客層も、親の世代より年上で、浮きまくっていました。
若い時って、純和風はナウくないんですよね。
要はジジババばっかりだったってことです。直球に言いますと。
聞き耳建てられちゃって。
朝食って、苦手じゃないですか?
今で言う、オシャレなホテルは皆無でした。
自分が調べていないだけかもしれないですが。
インターネットがなかった時代です。
口コミで情報を得るしかなかった時代です。

一日目に神社に行きました。
それは、予定にはなく、走ってた道路の奥に神社の案内の看板ががあって、家族に行きたいと頼んで行ってもらいました。
普通に見て、資料館みたいな所に行ったんですが、そこでいた行者の木彫りの像を見たら目が生きていたんです。
びっくりしました。(自分の妄想も入っていますのでお気をつけてお読みください)
なんというかなんともいえない自愛に満ちたお顔をしていました。
本当にお優しいお顔でした。
顔自体は厳しい表現なのですが、世の中の悲しみに対する慰めの思いが溢れていました。
ガラケー時代の時です。
行者の写真を撮って、帰りましたが人が誰もいなかったので、思う存分そこに留まる事ができました。
家族そっちのけでした。
その後ホテルに帰って最上階のお風呂に入りに行きました。
そこでも、海が広がる景色に(夜だったので暗かったけど)ぼーっとしていると、嫉妬で苦しかっった自分が急に覚醒してしまいました。
当たり前のようですが、「人は人、自分は自分」ということに気がついたのです。

ふと思い出したこと
「神か金か」

「神と富とに仕える事は出来ません。」マタイ福音書

つまり、両立出来ないということです。二択です。
自分は、行者に慰められて、落ち着いていたので、迷わず、「自分は神を選ぶ」と選択しました。
嫉妬していた相手も、気にならなくなりました。
自分には神様がいるんだもん、自分はそっちの道に行くって決めたから。
「人は人、自分は自分」
という言葉を体感して区別をつけることが出来たのは、近道になります。
人に、色んな思いをしなくていいのですから。
思いの外、人はわかっていてもいなくても、人を気にしてばかりいます。
そして、自分、というのは意外と過信があるものです。
本当はもっと評価されてもいいのに、世間が理解が足りないからとか。
実はそんなに切迫した状況に陥っていなかったり、ということもあるのかもしれません。
死ぬ気になっていないというか、まだ戦える余裕がある、くらいの過信があるのです。
非難と思われるかもしれませんが、過信でわりと人を騙せる部分もあり、ボーナストラックで、得をした人にありがちな思考だと思います。
急に運が良くなっちゃった人とか。
ビッグマウスが効いちゃったとか。
運っていうのは、使ったら無くなっちゃうものだと自分は思っています。
想像の範囲でしかありませんが。
正負の法則、美輪明宏さんが、おっしゃっています。
運が良ければ同じくらいの不運も抱き合わせで訪れる、という理論です。
こうなったから、こうなった、という確実な因果関係があるわけではないと思います。
人は運がいいことは当たり前で、悪くなったら、どうしてこうなるんだーって悲観的になったりします。
でも、大胆に言うと、ぶっちゃけ、天気と同じですよ。
人間なんて、意味もないし、吹けば飛ぶような存在なんです。
台風のヤシの木と同じです。
まとめると、なるようにしかならない、ということですね。
人を気にしない、というのが出来た人は無敵です。
今に生きる事ができます。
そっちのほうが楽しいです。







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