自分の人生をどういうふうに進んでいけばいいか、疑問が出てきたり、迷ったりしたとき、自分の意識の部分をシンプルにしておいて、毎瞬、毎瞬を生きてください。
要するに考えすぎないのが一番の近道なのではないのでしょうか?
無になる、といいますか。
テレビでオリンピックの選手が試合なり、競技をする時に、「無になってやっていました。」
と言われる方がいましたが、究極は「無」の状態なのだと思います。
そういう境地に行く事が出来るのは、素晴らしいと思います。
欲がない状態であるからです。
子供が死にそうな時、テストの点数を怒る親はいないと思います。
命が助かることだけを考えるでしょうし、無の状態になっていると思います。
バシャールが言う言葉に、勝利の時は、相手と一体になっている、と言います。
そして、力の強さではなくて、ほんの少しの小手先のトンと押す力で良いと言います。
ツボって一つ押すだけで経絡治療?(けいらくちりょう)出来るじゃないですか。
死ぬ時も、打ちどころを間違えただけで簡単に死んじゃったりしますよね。
何も考えないのはそりゃ良くはないですけど、要らぬ心配や策略を練ったりするのは、成功ではありません。
いっときは成功しているかのように見えるかもしれませんが、人の人生も海の満潮みたいなもので、どこにたどり着くのかなんて誰もわからないんです。
策略がいかに無駄だと思いますか?
考えない、無になって今出来ることをする。
人間はそういう生き方しか出来ないと思うのです。
そもそも策略自体が、自然に逆らっているわけですので、また反動で元に戻るリバウンド現象が起こるだけです。
無理なことは無理でしょう。
人生の道は誰ともかぶりません。