バシャール②

2025年07月18日 15:43

バシャール①の復習&Peachプリゼンツ、For 韓国Lovers ⑫

繰り返すのに値するのは「フィーリングが現実を創る」ということです。
あなた方は「100パーセント自分になる」という事を同意しました。
実際にそれを生きるところに来ています。
その引力と戦わないことを強くおすすめします。
ある意味、みなさんが信じているものが現実としてあらわれているだけなのです。














前回の続きです。




〜大失敗からの逆転(起承転結の’転’)〜




自分達は、タクシーを探そうとエレベーターを降りて広い道路の方に行こうとしたのです。




(話が前後しています。)




二人で重い気持ちで歩いていると、声をかけるマンがいました。




そうです。




彼が今回の話のキーマンになる人物であります。




「旦那さん、また会ったね〜元気ですか〜?」




家族「ああ、まあねー。(早めに立ち去ろうとする)」




彼(仮に韓国のチャームアクセサリー屋、略してカンチャさん)「奥さんさっきはありがとうね~。(^o^)どこかいくの?」




自分は瞬時に判断しました。




「(手を合わせて頼み込む)お願いがあるんだけど・・・・・・・」




「ここにタクシーを呼んでほしいんだけど?」(フレンドリーでごめんね)




カンチャさんは「タクシー?どこにいくの?」




自分がカンチャさんと親しげに話をしているのは、彼のお店で買い物をしていたからです。午前中、大きい荷物を預ける時に通った道で日本語でキャッチセールスをしてきていて少し対応していたんです。が、お店の入って買い物をしていたのは自分だけです。つまり、家族の方とはそんなに面識があるわけではないのです。




バッグでも見に行くか。女子用の小物屋さんでした。日本語で話しかけられたのでついつい入ってしまったのでした。




大きい荷物を置いてカンチャさんのお店まで歩いて行き入ってみました。ミョンドンの個人のお店というのは、道に呼び込みで店員さんが、出ているんですよね。




何人かに声をかけられました。韓国海苔屋も話しかけられてたので入りました。




日本語がとても堪能で韓国人とは思えないくらいでした。




そこのお店で自分は可愛い小物入れを買ったのです。




小物入れというか、カードケースです。世間話をしながら。
どこから来たの、何県?、何市?、など。彼も日本に住んでいたようで日本の地名をよく知っていました。日本の地名に興味がある感じでしたね。話をした手前、買わずに出る事が出来ませんでした。ただ見るだけにしておこう、もし気に入った物があれば買おうかな、くらいでしたが、凄く可愛いカードケースをイロチで二つ買ったのです。





買った後、カフェに行ったのかな、時系列が思い出せません。北村韓屋村へも行ってますね。




自分的には時間は結構経っているように思ったのですが。




6時間は経っていました。




カンチャさんはまだ自分達の事を覚えてくれていて、通った時に自分達に話しかけてくれたのです。




異国の街で自分はカンチャさんにタクシーを呼んでもらおうと、頼んだのです。




これもそれも、そういう考えに至ったのは、乗せてくれたバスの運転手や、フードコートでお金を一緒に数えてくれたお兄さん、バスの切符売り場で自分達の切符を探してくれた韓国女子、コンビニで自分のカップ麺にお湯を入れてくれたお兄さん、電車で席を譲ってくれたアジョシ、改札口で出口から出られず一緒に出口を探してくれたアジョシに出会い、韓国人がお世話焼きの民族だという事を肌で感じる事が出来たので、自分はもう少し人を信じてみようと思ったのです。
日本では電話を借りるくらいのお願いしかした事がありませんでしたが、頼めば呼んでくれるだろう、そう思ったのです。
韓国の情報の動画にも韓国人は簡単に電話を貸してくれると言っていましたので、ダメ元と思い頼んでみたのでした。




「ホテルに忘れ物をしちゃって。」




「ホテルはどこのホテル?」




カンチャさんが聞いてきました。




「◯◯◯◯ホテル」




「住所は?」




上手く聞き取れないようで、何度も聞かれたので、住所が書いてあるメモを渡しました。正直自分も読めなくて濁音なのかそのままで読むのかがわからないままでした。適当ですいません。





「(メモを見て)遠いね〜。こんな所にホテルがあるの?(無意識の選民意識感・・・・・・)」(それは差別では・・・・・・。)




「ありますよ。」




「ここからどのくらい?」




「タクシーで40分。」




「そんなに遠いの。」




彼はしばらく考えてこう言うのです。




「バイク便を使えば取りに行ってもらえば、奥さん達はここで(ミョンドンで)待っていればここにいられるから。」と。「忘れ物を店に持って来てもらって、奥さん達がまたここに取りにくればいいから。」




バイク便・・・・・・・・・・




もし行かずに済むのならそうしたい。そうしようか。こういう時の判断力は自分でも優秀すぎてわろう。




楽したいから。




「じゃあバイク便でお願いします。」




「自分もコロナの時期にバイク便をやっていた。」




「知り合いにバイク便をしてる人がいるから頼んでみる。」




などと言い、カンチャさんはバイク便の友人に頼んでいました。




それが本当にバイク便であるのかは自分はわかりませんが、信じて大丈夫だと思ったのです。お店もわかっているし、忘れ物を持って逃げるという事は全然思いませんでした。
むしろ、彼はお願いした事で凄く頑張ってくれたのです。
まず、ホテルに電話して、今からPeachさんの忘れ物をバイク便で取りに行く、という事を話していたようでした。
そして、自分にも「本当にPeachさんがバイク便に頼んでいるのか証明する為」に自分と日本語を話せるフロントの人と電話でPeachが依頼したという事を話し確認しあったのです。




ここまで丁寧に仕事をしてくれるのは、キレッキレのマンとしか思えません。
韓国の人って頭良くない?




電話を切り、自分達はホテルにバイク便を利用して代わりに取りに行ってもらう事になりました。




「2時間後に店まで取りに来れば届いてるから。」




そう言って、解散しましたが、前後しますが、バイク便で取りに行ってもらうという所で頭を覆うように「良かった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」と、自分は安堵しました。




バイク便・・・・・・・・・・・・




自分は取りに行ってくれればどうでもよかったのです。




忘れ物がまだあった、という事、自分でタクシーで行かなくてもよくなった事、この二つが奇跡のように起こったのです。




災い転じて福となす




です☕




「良かった・・・・・・」




カンチャさんは、良かったね、と言って「泣かなくてもいいよ」と方をポンポンと叩きました。




泣いているつもりはなかったのですが、泣いているように見えていたようです。




商売人の特徴と言いますか、人と接触するお仕事というのは、その人の状況や気持ちを読む事に長けている人がいたりしますが、長年の仕事時間で経験した事というのは、どんな仕事であっても自分の能力の向上に役に立っていると思います。空気が読める人と言いますか。たまたまそういう方に出会ったのかもしれませんが。




たとえ、「その場に立っているだけ」、というお仕事の人でも仕事というのは、学ぶ事も出来るし、精神を鍛える事も出来ていて、それがコンビニの数時間のアルバイトであっても、人生経験という視点では、より多くのタイプの人々に接する事は無駄な事ではなく、経験出来る貴重な時間であると思うのです。




でも頭が切れるというか、頭が良い人というのは、人の気持ちにも敏感ですし、優しい。優しいというのは、相手が何を望んでいるのかを察する能力であり、思いやりがある人だと思います。私生活の事まではわかりませんが、仕事中の出来事の中で対応をする力というのは少なくとも役に立っていると思います。




韓国の人が受験の為に勉強を頑張っている、というのは知っていましたが、実際に会うと、ソウルだけかもしれませんが、自分より頭がいいなあと思うような人が沢山いました。




つまり・・・・・・・・・・・・・・・




もし受験に失敗をして希望の学校に行けなくても自分が過去に頑張って勉強してきた努力というのは、今後に突然に花開くんだよ、という事を言いたいです。机と向き合った時間は無駄な努力でもないのです。




一見、社会人になり、勉強は関係ないかのように見える「受験の為の努力」は無意味だ、関係ない、と言われがちです。




自分もそれは思っていた側でしたが、大雑把に言うならば筋トレみたいなものだと思えば(・∀・)イイ!!です。











やればやるほど伸びる











という事だと思いました。




実際自分の知人は家が「スナック」を開いていて、知人も家の手伝いをしていたのですが、カラオケを歌う時にクソ音痴だったのです。
本人は音痴の自覚なしで、楽しんで歌っていました。
数年後またその方と一緒にカラオケで歌うのを見たのですが、半分以上音痴が直っていたのです。
まだ微妙にハズれるのですが、半分くらいは持ち直しているのです。持ち直すの言い方わろた。
明らかに彼女は前の醜声よりは音程が改善されているのです。
自分が一番びっくりしました。
ですが、自分は彼女の音痴の自覚があるのかないのか、数をこなす、つまり時間を使って頑張れば最低よりかはちょっと下手くらいにまで修正が出来るという事を感じたのです。




やれば出来る、の典型ですよね。




自分は韓国の文化に対して批判的にみていたフシがあります。




「みんなが同じように受験勉強して上の学校を目指すのが必ずしも正解ではないのではないの?」




こんな感じです。思った結果を言いますと、「ほぼ正解と言って良い」です。




自分の知識としてあったものが、部活もせず、帰ったらすぐに塾に行き授業を受けて家に帰って学校の宿題をして最後に30分だけYouTubeを見て寝る、というパターンがあったり、塾一つで受験を制する!とか。
親が必死になって塾や予備校の講師の情報を調べたり、学校はもう塾でやってる所だから寝る、とか。
家で勉強、カフェで勉強、寝る前に勉強。
受験戦争の国というイメージがありましたが、そもそも勉強自体は決して悪いものではないと思ってきました。
むしろ良い事なのかもしれません。
遊びも趣味も我慢して勉強するのはどうかと思いますが、社会人になる前に勉強くらいしか頑張れる事はないわけです。




もちろん、学校に通うだけでも立派です。自分も学校に行かなくなってしまった時もあります。




皆んな勉強を頑張れるという事は勉強に全振り出来るという環境が韓国にあるという事ですよね。




これはヒソ勉(やってないよ、と言いながら勉強してる人)が非難される日本とは大違い。
勉強する人が批判されてます。
「あいつ、友達と勉強しないよな。家で必死になってやってるんじゃね?」みたいな。




「Peachちゃん真面目だね〜」と言ってた友人は隠れヤリマン清楚系ビッチだったし。




真面目な人がダサい、駄目みたいな風潮は良くないと思います。迷惑をかけているわけではないんですよね・・・・・・




真面目に考えちゃってごめん・・・・・・・・・




勉強はやればやるほど頭が良くなると思います。「アニソンの歴史」も「推し活で押しの趣味を真似る」「お笑いの技術を研究する」「お茶に詳しくなる」と思いつくのが大した事なくて説明不足ですけど、要は「全てが勉強、学びであり、遊び」だ、という事です。




ただ




韓国人が皆んな良い人かと言えばそうではないと思います。




信じ切って詐欺られてしまうというのも騙され損ですから。




今回はたまたま良い人で良い結果になった、というだけで、人によっては詐欺に会う事もある、という事も事実であるのです。自分もその中に入ります。




騙す人騙される人というのはいます。現実はおとぎ話ではないのですからね。




少し疑う事も必要ではあります。




ですので美談にして、出会いを求めて行ってほしくはないのです。









そして自分達は、最後のミョンドンの夜を楽しむ事にしたのでした・・・・・・




続く




つ☕




(・∀・)





皆様に幸あれ🌹






🌹







記事一覧を見る